「市川市民祭り」ー市川大洲防災公園にてー
市川商工会議所様からお声がけいただき「市川市民祭り」で握力測定と血圧測定をしました。
握力測定と血圧測定は普段の「中川流介護予防教室」の中でも実施しています。
今回受けていただいた方
・「握力測定」 10名くらい
・「血圧測定」 45名くらい でした。
数値の良い方には「はなまる」を赤ペンでつけてあげています。(「介護予防教室」でもそうしています)若い方でも「嬉しい!」と喜んでくださいました。
血圧異常者(例:上186 下136)も数名いらっしゃいましたのでその方々へは病院へ行くことをおすすめいたしました。
他にも健康について勘違いをしていらっしゃる方々がいらっしゃいましたので、そちらのエピソードをいくつかご紹介します。みていただいて、少しでも意識していただけたら嬉しいです。
●エピソード1:BMIの数値が”19”の方がいらっしゃいました
本人は、「いつも体組成をきちんと測っている!」おっしゃっていました。
しかし、私が「安心していてはダメですよ。18.5から低栄養ですよ」とお伝えすると「え〜!!」と驚いていました。
測定はしていて数値を知っていても正常値なのか知らないでいる人が多いです。
それから、よく年相応ですねと言われ安心している方が多いですが、その数値は○〜○とかなり範囲があるので、良い方の上の方にいるのか、悪い方の下の数値に違いのかで自分のやるべきことが見えて来るはずです。
●エピソード2:「ガンに5年前になった」という方がいました
低体温ではないですか?と聞くと、「そう!今も35度しかないの・・・」とおしゃっていました。
じつは「ガンは低体温の35度がお好きだそうです!」
”ガン”については介護予防教室の第12回の「高齢者がかかりやすい病気とその対策」で学びます。よろしければお越しください。
●エピソード3:「漬物」に醤油をかけて食べないと気が済まない!
高血圧なのにどうしてもご飯の〆に食べたいそうです。
「脳卒中で倒れて半身麻痺や車椅子生活になっても良いのですか?」と問いかけると、
「主人がそうなっているので怖いのはわかっているのだけれどもやめられない!」とおっしゃっていました。
これから寒くなると、脳卒中が起きやすくなるので、本当に気をつけてくださいとお伝えしましたが心配です。自分の体は自分で守りましょう。
●エピソード4:甘いものがやめられない
血圧の数値からわかる動脈硬化。動脈硬化が進行している方ですが、前の方と同じ自分の意識改革がとても大事です。
●エピソード5:水分不足の方がとても多かったです
1日の水分摂取量を知らない方が沢山いました。ある計算方法で算出するとほとんどの方が「え!そんなに飲まないとダメなの?」とびっくりされていました。
●エピソード6:バランスのよい食事を勘違い
魚をとっていれば大丈夫!と勘違いされているかたもいらっしゃいました。
おかげさまでこの市川市民祭りで出会った方のうち、何名かが「介護予防教室」に参加してくださいました。
色々な介護の知識を知っていると知らないでは健康寿命に大きな差が出ると思います。
1回だけの測定なので、数値が悪い方も良い方も必ずしもこれだけで判断をしないでください!
気になる方は自分のお家で測定したり、病院へ行って相談してみてください。