中川修子が綴る「介護ブログ」

手作り干し柿

数年前から、私の夫が仙台の実家の庭になる渋柿を妹に送ってもらい、

せっせ、せっせと皮を剥き、ベランダに干して干し柿を作ります。

老人ホームの「ハッピーニューライフ」の入居者様からも

「こんなにおいしい干し柿は初めて食べた!」

「こんなポヨポヨの柔らかい干し柿は中々食べられないよ!」

と大評判です。

年ごとに夫も下記を剥くのがとっても上手になってきました。

もちろん、女性の入居者さんの中で、包丁を持てる方にも皮むきをお願いします。

とっても上手に剥けます!

外に干してカラスに狙われないように気を付けます。

時々、優しくもみます。

「まだかな?まだかな?」

「早く食べたいなぁ…」

みんな楽しみに眺めています。

2週間程して、全体が柔らかくなったら、みんなでおやつの時間にいただきます!

「みんなの手作り干し柿ですよ!」

「美味しいね!」「美味しいね!」

みんなの笑顔が最高です。

「ハッピーニューライフ市川真間」では、柿がお好きではない方もみんなのために一生懸命に柿を剥いてくださいました。

その姿はまさに優しいお母さんです。

ちなみに「干し柿」は乾燥の度合いによって

水分35~40%前後があんぽ柿

水分25~30%前後がころ柿

と呼ばれるそうです。

私たちの手作り干し柿は中身はとろ~り半生仕上げ状態です。

驚くほどの甘ささはまさに和のスイーツです。