中川修子が綴る「介護ブログ」

介護予防教室

脱水症、熱中症、水分補給 という言葉を耳にする季節がやってきました。
私は、この 介護予防教室 をスタートした当初は、体水分量が、46%前後でした。
高齢者は、平均50%くらい と言われていて、やはり少なめです。
50%を目指して体重も落とし

①こまめに水分補給をする
→私は30分置きに100CCの水を飲む  -トータル1日2ℓ
②利尿作用のあるものはなるべく控える

を頑張って意識をして水分を摂りました。

3年半くらい経って、 今は49%弱までになりました。 体調もすこぶる良くて 皆さんから「 中川さんは元気だネ」 と言われます。
体水分量が 少ないということは、軽い脱水症 が続いている状態ではないかと気づきました。
脱水症は、血液量の多い臓器からダメージを受けていくそうです。
1番血液量の多い臓器は「脳」だそうです。 脳がダメージを受けると 初期のうちは

頭痛
めまい
立ちくらみ

が起こるそうです。
以前の私は 全てこの症状を持っていました。
ロキソニンが手放せない状態だったし“めまい”も

 うがいをするとき、上を向くだけで“めまい”
 寝返りをしただけで“めまい”
 急に電車の中で立つと“立ちくらみ”等々

暑い夏だけに脱水症が起きているのではなく、1年中水分不足の人は 常に脱水状態なのではないかと思います。
高齢者を見たら“脱水症予備軍”を思え という言葉があります。
(高齢者でなくても体水分量の少ない私の場合)
最近この3つの症状を訴え「原因が分からないの」と言っている人が多くいます。

「 まずは水分を摂ってみて!」 と話しています。
これからの季節は汗も大量にかくので
体液の成分 

水分 
電解質(主にナトリウム)
非電解質(主にブドウ糖)

に近い「経口補水液」も 熱中症になる前に頭痛など起きてきたら 飲んで、早めの対策をしてみてはいかがでしょう!
飲みすぎは危険です。

自分でも 経口補水液は作れますから 作ってみましょう!

<経口補水液のつくり方>
水1ℓ
塩(ナトリウム) 小さじ1/2杯
砂糖(ブドウ糖) 大さじ4と1/2杯 
レモン汁 少々