皆さん、こんにちは!介護きわめびと中川修子です。今日は寿命についてお話したいと思います。
早速ですが、日本人の平均寿命ってご存知ですか?
【男性】80.98歳
【女性】87.14歳
実は、男性も80歳まで生きることができる時代となりました!
でも、ここからが重要!実は、人には「健康寿命」というものがあり、これは日常生活を元気に過ごすことができる寿命を言います。例えば、美味しくご飯を食べることができる、家族やお友達と笑顔で過ごせる、お出かけができるなど。日常生活を元気よく、生き生きと過ごすことができる寿命を「健康寿命」と言います。
現在の日本の非健康年数は9.35年と言われています。非健康年数とは病気になってしまった、足腰が不自由になってしまったなど、日常生活に支障をきたすような身心の状態を指します。つまり、男性ならば約70歳過ぎから、女性ならは70歳代後半から、身心にとってマイナスの状態になる可能性が高まります。
人生100年時代の今、いかに健康を維持し続けられるかが老後生活の質を高めるうえで大切ですよね。それに加え「資産寿命」「幸福寿命」という言葉も存在します。私たちは60歳~70歳のうちに仕事を終えて、その後は年金生活を送ることになり、生命寿命が伸びるほど、その分の生活費が必要になります。また、お金の心配がなく、幸福を感じながら余生を過ごせる寿命を「幸福寿命」と言っても過言ではありません。
生命寿命、健康寿命、資産寿命、幸福寿命。快適で豊かな老後生活を送るためには、この3つの寿命をできるだけ一致させることで、健康の不安やお金の不安を取り除くことが大切です。生きがい(喜び、悲しみなど)を感じながら生きている60歳以上の方は7割と言われています。いざというときの葬儀やお墓のことを考えるタイミングで、ぜひ、老後生活全体の計画もいっしょに考えていただきたいと思います。