中川修子が綴る「介護ブログ」

2.低栄養料理教室

おひとり様のおせち作り

もうすぐお正月です。
「おひとり暮らしの方が少しでも楽しくお正月を過ごせたら」と思い、生徒さんに声をかけたら、予想以上の反応でした。
「え〜!おせちなんて何年も食べてないわ〜」
「え〜!おせちって作ったことないわ〜」
「家族が居てもお正月は一人で過ごしているから…」
とのことで「ワクワクする〜」と言われました。
私も「今年こそは!今年こそは!」と重箱を新調してもそのまま…
私も一緒に楽しみます。
昔、母がせっせと大晦日の日に作ってくれていたのを思い出します。

年中行事を楽しむ

お正月を祝う

〈「おせち料理」の由来〉
黒豆…黒色は魔除の効果。まめに暮らせるように。
数の子…多産や子孫繁栄を願う。
ごまめ…田作りとも言われ豊作祈願。
たたきごぼう…開運を招く。
伊達巻き…巻物のような形から知識が増える、しゃれているという意味の「伊達」が由来。
栗きんとん…「金団」と書き、黄金に例えられる。その年が豊かであるようにとの願いが込められている。
菊花かぶ…邪気を祓って長寿になるとされる菊に見立てた。健康を祈る。
クワイ…地中から大きな芽を出すことから、芽が出る縁起物とされている。
トコブシ…別名「フクダメ」という。そのため福がたまるという縁起物になっている。
※おせちはもともと「御節供(おせちく)」の略。