先日、「タクシーの運転手が走行中、歩道を歩いていた人たちにケガを負わせ、電柱にぶつかって、運転手は、緊急搬送されたが病院で亡くなった」という事故が起きた。
運転手は、「くも膜下出血」を起こしていたようです。
タクシー会社は、運行管理責任者が体調の不良の有無を聞いて
「アルコール検知器」での検査をしているようです。
でも個人タクシーは、そんな管理責任者などいないので、自分で自分の管理をしなくてはいけない。そこで、私は気づきました。
その運転手は、血圧をこまめに測っていたのだろうか?と。
私がこの予防教室をスタートして、まわりの人に聞くと、意外に血圧計も自宅に持っていないし、測定も健康診断の1年1回の時だけという方も少なくない。今日も引っ越し屋さんの管理責任者の方と話をしました。
私が「引っ越し作業員も重い荷物を持つと血圧が急上昇するし、運転中も普通でも10くらいは上昇しているそうですよ。ぜひ、朝のチェックの時にアルコール検査に併せて血圧も測定してほしい。」と伝えました。
やっかいなのは、生活習慣病(高血圧、高血糖、脂質異常)は自覚症状がないこと。
そして、気が付いたときは、手遅れのことが多い
のですから…
段々「怖くなってきた…」と、引っ越しやさんの表情が変わってきました。
- 「バイタルチェック」の正しい測り方のテキスト
- 血圧 体温の測定表
- 私が作った「健康管理ノート」
をプレゼントしました。
測定記録は、変動が大事だから変動に気を付けること
あ~もう本当に出張して一人でも多くの方に、健康管理の大切さを伝えていきたいです。