今だからこそ、気を付けてほしいという思いで、資料を作りましたら、20数枚くらいになってしまいましたが、削って削って10枚くらいにしました。
①総コレステロールが基準値の倍ある方
②日本酒を毎日2合くらい飲んでいて、おつまみもしっかり食べている方
③コーヒーばかり飲んでいて、“水”といえば、薬を飲むとき一口二口くらいしか飲まない方(昔の私と同じ)
等々
皆さん何も自覚症状がないので、そのままの悪い習慣を続けています。
「生活習慣」が厄介なのは、「自覚症状がないこと」なのです。
「沈黙の病気」なのです。
今まで、続けてきた習慣はそう簡単にはなかなか直せない。
そこです。
ここでその方が「どうしたら、ギアチェンジしてくださるか?」です。
最近、資料作りを手伝ってくれているスタッフが、先日
「中川さんのところに来るのがコワ~イ!!」
というので
「どうして?」と聞くと
「本当に自分の身体に向き合い、見つめ直すと果たして自分は大丈夫だろうか?と不安になってくる…」というのです。
私も以前は、とにかく目の前の仕事に追われ、クタクタで、
かと言って「調子が悪いから入院させて下さい!」と言っても
医師が「どこも悪くない人を入院させられません」と言われ、
入院できるわけでもなく
「もう無理!!」
と身体が信号を発していると感じ、社長業を降りてしまったのですから。
でも、この「介護予防教室」で私はすっかり元気になり、生徒の皆さんから
「中川さんが実践していることだから説得力がある!!私たちも元気にあやかりたい!!」
との言葉をかけていただきます。
4年目になるとどんどん内容も深みを増し、小規模だからこそ見えてくるお一人お一人の身体の状態とその対策。
先に述べた、①のコレステロールの高い方もどうすればよいかみんなで原因を探りました。
適度に運動もしているのに・・・
甘いものや油っこい物もあまり食べていないのに・・・
その結果、「心当たりといえば・・・?」
意外な物でした。
それは
「調味料(ドレッシングやソースの使い過ぎかも)」
でした。
思ったより、カロリーの高さに皆さんびっくり!!
その方は、
「ドレッシングをノンオイルにして、あまり使わないようにする!!」
と約束して帰られました。
他の方々もそれぞれ約束して帰られました。