中川修子が綴る「介護ブログ」

2,「ハッピーニューライフ東船橋」のお話

私は(一社)介護予防研究会の代表理事を務めながら、現在は、(株)かいごデザイン(旧「老人介護情報センター」) の相談役です。

ここからは、(株)かいごデザインで運営している「ハッピーニューライフ東船橋」のお話です。

「ハッピーニューライフ東船橋」は、弊社で立ち上げた第一号の「老人ホーム」です。

先月、「自分が叶えたい夢は何度も口に出していうと良い」ということをお伝えしましたが、有料老人ホームの生活相談員時代の経験を活かし、新設の老人ホームの立ち上げコンサルタントを8件ほどしてきました。

しかし、その当時はひどい所ばかりで、「自分の理想のホームは創れないものか⁉」「自分の老人ホームを作りたい!既存の物件がないですか?」と色々な人に口に出して言っていました。

そんな時に、Nさんから紹介されたのが今の「ハッピーニューライフ東船橋」です。

古い建物でしたが、家賃も安くしていただいて、身分相応の物件でした。

自分の理想をどこまで貫けるか?立ち上げ時、1か月で7㎏も痩せました。

今の(株)かいごデザインの原点となる建物を紹介して下さったNさんが自宅で転倒し、左ひじの骨を粉砕骨折してしまい、自宅では一人暮らしであることもあって、ハッピーで“ショートステイ”することになりました。

そうしたら、とてもすんなりと馴染んでいただいて、LINE仲間に次のようなメッセージを送信してくださいました(私も仲間です)。

「介護施設のハッピーニューライフの従事者も最高の人々で、今度の事故で最高の出会いがありました。大手術も順調に進み、リハビリ病院(ハッピーのすぐ裏)にも恵まれました♪介護施設の中川さんが営むハッピーニューライフも最高の人々に恵まれて幸せ♡ですね~!」

とありました。

嬉しくなって、ハッピーのスタッフにもFAXしました。

入居時は、入院先の病院までホーム長(休日返上の)と2人でお迎えに行き、21日の日曜日に、色々と足りていないものを届けに伺ったら、開口一番「中川さん、ここのご飯はうまいね~」と言ってくださいました。

そうなんです。全て手作りなので美味しいんです!

帰りにスタッフのところに行くと、“ボジョレー・ヌーボー”(毎年恒例)をいただくためにワイングラスに赤いリボンを1個1個結んでいました。

今、私も自宅では夫婦2人暮らしで、あまりイベントも大々的にはしなくなり、「自宅よりもここのほうが楽しい!」と思ってしまいました。