40年前に買ったミシンとついにお別れをしました。
ミシン屋さんに修理に来てもらったのですが、釜が劣化しているそうで、もうこの型の部品はないとのこと。
そうですよね~。40年だもの。
ミシン屋さんに電話をして、「何年くらい前に買いました?」といわれ、よく考えると「⁉ 40年前です」と思わず笑ってしまったほどです。
縫い目がきれいに出なくて、修理にふみ切りました。コロナの時、マスクがまだ足りず生徒さん達にプレゼントしていた頃に使い過ぎたのかもしれません。
いくら日本の機械が優秀でも、人間と同じです。上糸調節のバネに「経年劣化」が起きてしまいました。
丁度、今まで使っていたミシンの新しい型のミシンがあって、すぐに購入しました。私のミシンは職業用なので、今までより更に分厚い生地や革のベルトなどもきれいに縫えるそうです。
「たんす屋さん」のことがきっかけで、久しぶりに作品作りの楽しさが蘇ってきました!
今はさしあたって花見川ベースの小窓に、先日いただいた夏の絽の着物2種と、手元にもともとあった別の反物のやはり絽の着物地を併せてカーテンを作ります。
先日窓に少しかけてみると、その生地が優しい風にゆらりゆらりと揺られるその感じと、この透け感が何といってもたまらなく好きです。
完成したらまたお見せしますネ。
こちらは生地がデリケートなので手縫いにします。
ミシンの出番はいつ来るのでしょうネ!
※“たんす屋さん”の展示会での出会い
“たんす屋さん”のお店は、第三ターミナルにあります。私の展示会に展示していた着物で作った「ケープ」がとても人気でした。
ある方に「友達がこの間脳梗塞をおこして、車イスになってしまったので、型紙が欲しいわ。」といわれて、新しく型紙を作って送ってあげました。
その当日はお友達とバスツアーで来ていて、ホテルに泊まり、次の日「氷川きよし」のコンサートに行かれるとおっしゃっていました。
元気に今を楽しんでいる姿は、私も大好きです。
しばらくして型紙を送ってあげました。「お金を払う」とおっしゃって下さっていたのですが、お友達の方が私のお正月飾りを買ってくださったのでお金はいいですよとお手紙に書いておいたら、なんと立派なイチゴが届きました。
かえってご迷惑をおかけしたのでは?
お礼の電話をすると「2枚作ったわよ‼ そのイチゴ昨日の朝の採れたてヨ!」といってました。完成した写真も見たいですネ。
またここでも“ケープ”が茨城で拡散しそうですネ。
来月も都市産業貿易センタービルで、たんす屋さんのバザールがあります。再び浅草でのオファーがあり、私の作品の展示会とワークショップを開催させていただきます。(開催日:3/22)