中川修子が綴る「介護ブログ」

1.介護予防教室 〜中川流は身体の変化は数値で見る〜

2月初め頃「左脚のしびれ」を感じ整骨院へ。

「レントゲンを撮ってきてください」と言われ、9年前にやはり腰を痛めて診察を受けた病院に問合せ、その時のデータが残っていることを確認した上で診察を受けました。

9年前は「椎間板・すべり症 が若干あるけれども今どうこうという程ではない」と言われ、自然に治りました。

今回の結果は「椎間板•すべり症 1mmくらい進んでいるけれどこれで痛みが出るということではない」とのことでした。

このレントゲンできちんと1mm単位で測定できるということに感激!!

生徒さんが「年相応です」と言われたとよく聞きますが、「年相応っていくつ?」と思います。

私はやはり数値で見ると納得!納得!

ではこの痛みはどこから?

医師から「脊柱管狭窄症」の検査も受けてみて下さいと言われました(後日受けようと思っています)。

ユーチューブを見ると「歩けなくなる原因は?」という動画がありました。

それを見ると…

①肥満
②運動不足
③重いものを持つ
とありました。
どれも該当しま~す。。。

ただ、私は「筋肉」も男性並み「骨量」もまた、先生に褒められるくらい立派だったのに。。。

〈検査結果 写真と比較〉

2014年9月 骨密度 1.033g/㎠
若い人と比較した数値は102%
同年代と比較した数値は128%

2023年2月 骨密度 0.886g/㎠
若い人と比較した数値は101%
同世代と比較した数値は132%(UPしてる!!)

■運動はオーダーメイドで!!
その人その人で筋肉の弱っている部分が違うので現在、私の体にとって良い運動を整骨院で学んでいます。
みるみる回復してきました!
その整骨院はお教室の近所なので、今度「介護予防教室」の生徒さん達にも特別に一人一人にあったプログラムを作ってもらえないか依頼してみたところです。
間違った体操をしている人も少なくないと思います。
「毎日ウォーキングをしている、1万歩歩いている」という方がおられますが、最近の研究で、ただウォーキングをしているだけでは逆に筋肉が落ちてしまうことがわかってきました。
運動は私のところでは行っていません。色々と怖いことを知っているからです。

①病院で寝巻きを着替えさせるときに肩の骨を骨折しているのに本人も痛がらないので発見が遅れてしまった

②オムツ替えの時、ヒザが曲がったままで股が開かない方がいて、家政婦さんがオムツ替えをしたときに骨折してしまった

など色々聞いていますので本当に怖いです。

私も老人ホーム内で、介護のお手伝いをしているとき、ヘルパーの実習生さんや弊社に入社してきた新人さんに「高齢の方の骨は“ガラス細工のようなもの”なので、強く握ったり引っ張ったり強く当たったりしただけで骨折してしまうので、細心の注意を払うように!」ということを指導していました。

ところで私の身体もリハビリのお陰ですっかり元に戻り、以前より調子よくなったくらいです。

やはり腰痛が出た履歴をたどってみると、特に寒い時期に重い物を持った時に痛めるようです。

1回目 2013年1月2日AM2:30頃
トイレに行こうとしてギックリ腰→ロキソニンで治す
前年の暮れ、老人ホームに入居した両親の部屋の整理をしました。2tトラック1台分

2回目 2014年 腰痛(激痛)
灯油を右10ℓ、左10ℓ運んだ次の日

3回目 今回2023年 お尻から脚のしびれ
どうやら手作りお味噌の運搬?!13㎏の樽4個を車に積んだり降ろしたりしたあと

結局私は「重たいものをもうあまり持ってはいけない」ということに気づきました。
(昨年出張講座でかなり重い荷物を持ち運んでいたことも蓄積していたようです)

骨も筋肉も自信があったのでスーパーでの買い物も「脚に負荷をかけたほうが骨が丈夫になる」と思っていたので、カートも使わずエコバック(50㎝×30㎝)に“てんこもり”何キロ?買い物をしていましたがもう辞めます。こまめに買い物に行くようにします。

整骨院の先生にも自分でやっている起床時の体操について一つ一つチェックしてもらって取り入れています。

・やってもいい体操か?
・逆に悪くなる体操か?

歩けなくなったらイヤですものね。でも元に戻ってよかったです。
いつも口癖のように言っている ~早期発見!早期治療!~ です。